ボトックス -02 T医院のカウンセリング

初ボトックスから1年以上が経過していた。
眉間あたりはまたやりたいと思っていたが、エラで酷い目に遭ったのでいまひとつその気になれずにいたとき、うなじの脱毛で通っていたT医院の担当カウンセラーが替わった。
前の人は異動になったらしい。
うなじ脱毛は9回分をまとめ買いしていたので、通うとは言ってもカウンセラーと顔を合わせることはなく、行ってすぐ施術してすぐ帰宅、という流れだったので、挨拶もできなかった。

彼女の名言は「時代は予防ですよ」。
今は、若いうちから老け顔にならないための手を打つ時代なのだそうだ。
そう言うだけあって、ニードル脱毛しかなかった頃の話題で盛り上がったことからも彼女は30代後半くらいでなければ計算が合わないのに、外見は20代にしか見えなかった。
大真面目に「すげぇな予防」と思ったものである。
自分の言葉を自分で証明して見せているわけで、宣伝効果としてはこの上ない。
だが、それはただ示されただけだ。
なんの営業もない。
私がその言葉をこっそり額に入れて心に飾ったことなど、誰も知らない。
言うなれば、地盤は私が勝手に作っていたのだ。
そこへ、新しいカウンセラーがやってきた。

彼女は、非常にサバサバとした性格の人だった。
言うのも見せるのも躊躇がない。
「言う」というのは私との会話において自分の意見を言うことだが、「見せる」というのは過去の自分だ。
カウンセリングルームの壁に貼られている顔の下半分のBefore/After写真は自分であるとか、この処置する前、直後、3日後、など、スマホで自撮りした写真まで見せてくれて、有様がひどかろうが何だろうが、隠そうともしない。
10年以上「予防」をしてきたらしく、積み重ねてきたものや今の自分に自信を持っていることが伝わってきて、それがとても格好いいと思った。
もともとは化粧品会社で働いていたが、結局そんなもんじゃ老化は防げないという結論に至ったと言う。
シミだの皺だの物理的処置をしたほうが結果的には安いし確実だ、化粧品にお金つぎ込んでシミを消そうなんてほぼ無理、そんなものを売るより確かなものを勧められる今の仕事が好き。
そう言い放ったあなたが私は好きだ。

そんなこんなで、彼女が続けてきたというボトックスの話をするようになった。
実は前にこういうことがあって・・・と打ち明けてエラはNGとしつつ、どこに打つのがいいかという具体的な相談へ発展する。
「ぶっちゃけずっと顔見てますけど、目尻はやったほうがいいです」
竹割ー!
同じようなノリで額も進言され、まったく動かない綺麗な額を自慢される。
「まあ、ここまではいかないですよ。10年やってますからね。その差はあります」
竹・・・!
実に爽快な人だった。

というわけで、久しぶりにボトックスを打つことになった。
施術箇所は、眉間、額、目尻、目の下、の4カ所である。

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