定期検診5回目。
マウスピースは今日から30個目。
すなわち、矯正を始めてからおよそ300日が経過したということになる。
クリーニングと色素落としをやってもらってからの、医師登場。
「開いてください」「噛んでください」を繰り返し、何やら考えている様子。
あー、前回言っていた、ゴム引っかけて云々ってのをいよいよやらにゃならん感じなんかなー、などと思っていたのだが、違った。
「近いうちに少しお時間作っていただいて、もう一度歯型を取ります」
あ、そうなの?
いや、それも前に言っていたよね。
最新の状態に合わせてマウスピースを作り直した方がいいと判断する可能性もあるって。それか?
だが、いわく、
「歯はちゃんと移動してきているんですが、ちょっと下がってきているんですよね」
下がってきているとは・・・!?
説明はこうだ。下がってきているのは下の歯の歯茎。
なぜ下がっているのか?
それは、一つには強すぎるブラッシング。
しかしそれよりも重大なのは、犬歯が八重歯になってしまって本来の役割を果たせなかったために、下の歯に過度の負担がかってしまっていたことによる「咬合性外傷」だと。
歯茎は一度下がると自然に戻るってことはまずないらしく、元々下がり気味だったところは「最終的に樹脂で埋めましょう」なんて話していたんだけど、まさか歯自体が下がってきてしまっているとは・・・。
つーか、今まで驚かれるほど順調だったのに、それこの2ヶ月で起こったの? 怖くね?
言われて確認したが、噛んだ状態を見てみると、確かに上の歯との間に大きな隙間ができていて、「下の歯の位置なんか変だな?」って思った。
解決策としては、ひとつには被せ物をするという手があるらしい。
仕組みはわからんが、それには歯茎がこれ以上下がらないように守る役目もあるとかで、でもちょっと費用が掛かかってしまうという話だった。
「ひとつには」と言ったからにはもうひとつくらいは策があるのだろうと待ってみたが、別の話は出てこない。
まずはもう一度歯型をとってみないことには何とも言えないということなのかな?
というわけで、急遽、2週間以内に受診して、アタッチメント(マウスピースを密着させるために歯の表面に取り付けた、歯と同じ色のボツボツゴロゴロした突起物)を一旦全部取り外した上で、再度歯型を取ることになった。
「1時間くらいみてください」と言われたが、アタッチメントを外して歯型とってまた取り付ける面倒な作業がそんなにスムーズに行くのかはわからない。過去にも色々あったしな・・・。
そんでたぶん、その結果を踏まえて「今後どうするか」って話をまた近いうちに聞きに行くことになるんだろう。ゴム引っかけるより面倒なことになるのはほぼ確実だが、まあ仕方がない。
長い間噛み合わせが悪かったことが、歯茎にまで影響しているとか思わなかったなぁ。
矯正は早めにやったほうがいいぞ!!
なーんて今さら思っても私の役には立たないが、誰かの役にはどうか立て。
ところで、2ヶ月前は時事ネタとしてコロナ禍でもオリンピックやっちまったね、なんて話を書いていたけど、まさかそのわずか2ヶ月後にここまで収束するとは思わなんだ。
すごいけど、怖いね。
この油断の先に待っているのは、冬ですぜ。
去年は驚異の感染対策で存在感なくなってたインフルも、コロナのワクチンが普及したことで余裕かましてたら医療を逼迫させる大きな要因になり得るし、何しろ年末年始だ。忘年会、新年会、里帰り、と年間を通しても屈指の難敵が控えている。
すべての制限が解除されて酒飲んではっちゃける人々の姿が連日報道される様が目に浮かぶな・・・。
とはいえ、次の受診はそんな先じゃない。
それより近い未来に書くべき時事といったら・・・ああ、選挙か。
まあ・・・結果はわかりきっているような気もするが。