歯列矯正 -10 マウスピース編(30/52個目)

定期検診5回目
マウスピースは今日から30個目。
すなわち、矯正を始めてからおよそ300日が経過したということになる。

クリーニングと色素落としをやってもらってからの、医師登場。
「開いてください」「噛んでください」を繰り返し、何やら考えている様子。
あー、前回言っていた、ゴム引っかけて云々ってのをいよいよやらにゃならん感じなんかなー、などと思っていたのだが、違った。

「近いうちに少しお時間作っていただいて、もう一度歯型を取ります」

あ、そうなの?
いや、それも前に言っていたよね。
最新の状態に合わせてマウスピースを作り直した方がいいと判断する可能性もあるって。それか?
だが、いわく、

「歯はちゃんと移動してきているんですが、ちょっと下がってきているんですよね」

下がってきているとは・・・!?
説明はこうだ。下がってきているのは下の歯の歯茎。
なぜ下がっているのか?
それは、一つには強すぎるブラッシング
しかしそれよりも重大なのは、犬歯が八重歯になってしまって本来の役割を果たせなかったために、下の歯に過度の負担がかってしまっていたことによる「咬合性外傷」だと。
歯茎は一度下がると自然に戻るってことはまずないらしく、元々下がり気味だったところは「最終的に樹脂で埋めましょう」なんて話していたんだけど、まさか歯自体が下がってきてしまっているとは・・・。
つーか、今まで驚かれるほど順調だったのに、それこの2ヶ月で起こったの? 怖くね?

言われて確認したが、噛んだ状態を見てみると、確かに上の歯との間に大きな隙間ができていて、「下の歯の位置なんか変だな?」って思った。
解決策としては、ひとつには被せ物をするという手があるらしい。
仕組みはわからんが、それには歯茎がこれ以上下がらないように守る役目もあるとかで、でもちょっと費用が掛かかってしまうという話だった。
「ひとつには」と言ったからにはもうひとつくらいは策があるのだろうと待ってみたが、別の話は出てこない。
まずはもう一度歯型をとってみないことには何とも言えないということなのかな?

というわけで、急遽、2週間以内に受診して、アタッチメント(マウスピースを密着させるために歯の表面に取り付けた、歯と同じ色のボツボツゴロゴロした突起物)を一旦全部取り外した上で、再度歯型を取ることになった。
「1時間くらいみてください」と言われたが、アタッチメントを外して歯型とってまた取り付ける面倒な作業がそんなにスムーズに行くのかはわからない。過去にも色々あったしな・・・。
そんでたぶん、その結果を踏まえて「今後どうするか」って話をまた近いうちに聞きに行くことになるんだろう。ゴム引っかけるより面倒なことになるのはほぼ確実だが、まあ仕方がない。
長い間噛み合わせが悪かったことが、歯茎にまで影響しているとか思わなかったなぁ。
矯正は早めにやったほうがいいぞ!!
なーんて今さら思っても私の役には立たないが、誰かの役にはどうか立て。

ところで、2ヶ月前は時事ネタとしてコロナ禍でもオリンピックやっちまったね、なんて話を書いていたけど、まさかそのわずか2ヶ月後にここまで収束するとは思わなんだ。
すごいけど、怖いね。
この油断の先に待っているのは、冬ですぜ。
去年は驚異の感染対策で存在感なくなってたインフルも、コロナのワクチンが普及したことで余裕かましてたら医療を逼迫させる大きな要因になり得るし、何しろ年末年始だ。忘年会、新年会、里帰り、と年間を通しても屈指の難敵が控えている。
すべての制限が解除されて酒飲んではっちゃける人々の姿が連日報道される様が目に浮かぶな・・・。

とはいえ、次の受診はそんな先じゃない。
それより近い未来に書くべき時事といったら・・・ああ、選挙か。
まあ・・・結果はわかりきっているような気もするが。

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朝ドラの浅野忠信

今朝、『おかえりモネ』を見てね、そりゃあもう泣いたわ。なんという演技力かと。
この人ただもんじゃないですね。
大事な場面だったこともあって回想シーンてんこ盛りだったんだけど・・・ほんとにいい役者だ。
実は昨日の朝も新次さん(浅野忠信)に泣かされて、「(共演者は)よく泣かずにいられるなぁ。リハとかやってるからかなぁ」なんて思っていたんだけどね、今日はみんな泣いてたじゃんね・・・。
「そうか、山は今日だったか」と思ったね。
でもこれはさあ、リハやってりゃ耐えられるとかそういうもんでもないよなあ。
昼にもう一回見てしまったんだが、朝と同じだけ泣いたし。
地震があった時みたいにテレビの画面に青い情報欄が表示されっぱなしだったけど、そんなの全然目に入んなくて、終わって初めて、阿蘇山が噴火していることに気づいたよ。うへえ・・・。

浅野忠信は、大した人なんだってなんとなくは知っていたけど、実感したのはこれが初めてだ。
もう、浅野さんは私の中では新次さん確定
ちなみに、堺雅人は山南さん(大河)、高橋一生は政次(大河)、佐藤健は律(朝ドラ)、石原さとみは冬子(朝ドラ)、貫地谷しほりは若狭(朝ドラ)、高畑淳子は本寿院(大河)です。

それにしても、美波の声が残されているケータイまで机に出されたときはどうするつもりかと震えたが、息子が「これは持ってろ」って言ってくれてよかったよ。
その死を受け入れて先へ進むために、偲ぶことまで放棄させるのはあまりにも酷だ。
その覚悟で差し出したケータイだったのかもしれないが、手に戻されたときの握りしめ方ったらないじゃない・・・。ああまた泣く・・・。
浅野さん、最高の新次をありがとう。ありがとう。
主役のシーンでは泣いたことないのに、あなたには泣かされっぱなしだ。
世代ということもあるだろうけど、一番は美波だよなあ・・・。
私はおそらくその立ち位置で見てたんだわ。
こんなにも思われるってなんだよと。なんだよその傷の深さはと。
たまらんかったね・・・。
見ていて泣く朝ドラは過去にもたくさんあったが、思い出し泣きまでするのはさすがになかったと思うんだ。
すげえわ新次。いやいや・・・ありがとう。

昨日のあさイチにモネとみーちゃんが出ていて、「ここからはどの回もうるっと来る」と言っていたので、覚悟しておかねばなぁ。
ドラマの時間軸もコロナに入っていく中で、どんな終わり方をするのかも気になるところだ。
最終回は来週末(10月29日)。
最後までしっかり見届けたいと思う。

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双子パンダの名前

ついに決まりましたねー。
男の子が「シャオシャオ(暁暁)」で、女の子が「レイレイ(蕾蕾)」だって!
「これから明るくなる」「花開く」といった意味合いらしい。いい具合だ。
てかね、私これに応募してたのよ。男の子と女の子と別だったんでどっちがどっちか忘れてしまったけど、2つ書いたうちの1つは「レイレイ」だった。
なので、「キターーー!!」ってなったわ。だから何ということもないが。
ちなみに、もう1つは「ルンルン」で応募した。「レイワがルンルンになるように」と思って応募したので、方向性が合っていたこともちょっと嬉しかった。
とにもかくにもおめでたい。

昨日訃報にガックリしたばかりなのに、現金なものだな。
しかし、こちらは生きているからね・・・動き続ける社会に付いて行くのは必然だ。
まあ、パンダを必須とまでは思っていないけれども。
でも、人々や経済にとって、希望のひとつではあるよね。

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すぎやまこういち

すぎやまこういちが亡くなった。
驚いたが、90歳と聞いて「ああそうなのか」と思った。
誰もいずれは死ぬもんなぁ。
手塚治虫が60代で亡くなったときは、さすがに早すぎると思ったけど。
しかし、何を惜しんでいるのかと問われれば、才能であって人ではないと私は即答してしまえる。
そんな私が発する弔いの言葉など、誰が聞きたいか。
だから書かない。キレイゴトになってしまうから。
その真意は、私だけが知っていればよい。

Twitterでも、その音楽を懐かしむ声がたくさんあった。
初めて買ったのがドラクエⅢのサントラだった人もいたな。同志よ。
レコードで買ったら楽譜が付いてきて歓喜したものだ。
ピアノの楽譜ではなかったが、無理無理ピアノで弾いて弾いて弾きまくったわ。懐かしい。
ドラクエの曲に興奮するのは、ゲームが面白かったからなのかな?
でも、各シーンにマッチしていながらも、曲として秀逸であることは疑いようもない。
例えば、Ⅱの『王宮のテーマ』は『G線上のアリア』を思わせる旋律で、エンドレスに弾き続けてしまう心地よさがある。
また、復活の呪文を入力するときの曲が、ほぼ毎回「うおおおおなんでだああああ」という慟哭と共に聴いたにもかかわらず嫌なイメージが染みつかなかった。
つまり、この曲はその状況を見越して作られたのだろう。
長調と短調を巧みに混ぜ合わせて作られた、楽しさも憂いも表現したこの曲は、正に名曲だ。
ホントにすごい。

東京オリンピックでロトのテーマが流れたときのことはよく覚えている。
中継を見る気はなかったのに、鳥肌が立って、一気にもっていかれてしまった。
すぎやまさんもきっとご覧になっていたよね。
感無量だったんじゃないかなぁ・・・。
「それを見届けてのタイミングだったのかもしれませんね」などと、きっとどこかの誰かが記事にしてくれたに違いない。同感だよ。ありがとう。
だって・・・よかったよな。
私も一国民として、一ファンとして、一ゲーマーとして、この曲があの場に真っ先に響いたことをとても誇らしく思ったもの。

世界のすぎやまこういち。
思い出をありがとう。感動をありがとう。
私なんかが祈るまでもない。
先生はきっと冥福だ。

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