校正の資格を取りたい -02 取れちゃった・・・。

いや、何ででしょうね?
「校正技能検定試験(中級)」に合格してしまいました・・・。
いやいやいや、何でだよ!? なんで合格した!!??

試験は、縦組原稿引合わせ、横組原稿引合わせ、縦組赤字引合わせ・素読み、学科(基礎知識)、と4つあって、それを1日かけて会場で受ける形式で行われた。
私は、比較的得意だと思っていた横組みで絶望的なミスを犯したという自覚があり、確実に不合格だったはずなのよ。なのに、これは一体どういうことなのか・・・。
名前も受験番号も3度見し、「合格」の2文字すら5回は見直した。しかし私はこれでも一応校正を学んだ者だ。その程度の文字数を読み誤ることはさすがにない。これは、私が合格したという書類で間違いないようだ。

な・・・何故なんだあああ!!

何故、何故、検定試験の点数は公表されないのか! 「減点となった項目の傾向」さえすべて空欄で、何も間違わなかったはずはないのに、これでは何の参考にもならない
喜ぶべき結果なのに、こんなモヤモヤしたままだなんて、ツラい! ツラいよ!!
ああ・・・。私これ、この先ずっと謎に思ったままなのかな・・・。わからんまま死ぬのかな・・・。「絶対合格してる!」と思えるだけの成果を本番で出せなかった私が悪いのか・・・容赦ねえ・・・。

とはいえ、当初の目的は果たされたわけだ。
すなわち、「細かいところに拘って当然と思える何者かになる」を達成。これで私は晴れて「校正者」だ。おめでとう。ありがとう。今後は心置きなく細かいところに拘って生きてくれ。
なお、資格を取るにあたっては、日本エディタースクールのお世話になった。毎週電車で通ってねぇ、学生みたいで楽しかったよぉ。先生ありがとう~。

ちなみに、校正実務講座のほうにも問い合わせをしてみたら、通信講座を修了した人なら、それがどんなに大昔でも、「校正士」の資格試験を受けることができると回答を得た。
こちらの試験は、実際の仕事を模して行われるようで、自宅に送られてくる試験問題を締め切りまでにやって送り返すらしい。面白そうだし、いずれ挑戦してみようと思う。
ただ、日本エディタースクールと校正実務講座とでは、細かなルールや考え方に違いがあるように思えたので、そういう部分で減点されちゃう可能性はありそう。でも、それはそれでリアルっぽくていいとも思うのだ。実際に仕事をするとなったら、きっとそんな感じなんだろうし。しないけど。
なので、経験させてもらうというノリで頑張ってみるつもり。

さて・・・。
合格するとは思っていなかったので、次の試験に向けての勉強をする必要がなくなってしまった。合格する気でいた頃は、試験が終わったら何をしたいと思っていたんだっけかな・・・。見事に葬ってしまったため思い出せない。なんちゅう気合いだ、恐ろしい・・・。

そういえば、手を付けていない漫画やゲームがあるんだったわ。今こそ・・・って、なんでこんなに増えてんだよ!? ストレスフルだったのかよ!! ありすぎてむしろ萎える。

まあ、今後のことはのんびり考えるとして・・・。
とりあえず、今夜は乾杯かな。
複雑なんで、炭酸で。

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DENONのSACDプレーヤー(DCD-1650SE)を買ってみた

SACDプレーヤーなるものを中古で買った。
DENONというメーカーの古い機種(DCD-1650SE)だ。

DENON の SACDプレーヤー(DCD-1650SE)

↑ DENONのSACDプレーヤー(DCD-1650SE)

これには、普通のCDの音すら覚醒させる“Advanced AL32 Processor”とやらが搭載されているらしい。
オーディオ機器を扱うサイトの解説には、「高速信号検出/処理技術により時間軸上の情報量の大幅な向上が行なえ、CDなどでカットされた20kHz以上の周波数の高域信号を、独自のアルゴニズムにより補完、16倍にアップサンプリングコンバートを行ない、収録現場のオリジナルサウンドを再現する」などと書いてある。全然わからない。
百聞は一見にしかずと言うが、この場合は百読より一聴が早かろう。
というわけで、試しに、聞き慣れたマカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」をかけてみた。
「・・・は!?」
音が鳴った途端、たまたま同じ部屋にいた息子までもが目を見張った。
「全然違う・・・」
「こんな曲だったの!?」
私は今まで何を聴いていたのだろうかと頽れたくなった。
気付いてはいけないことに気付いてしまったような気さえした。

次いで、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 Original Sound Track Vol.1」もかけてみた。
「・・・」
林ゆうきさん、ごめんなさい!!
私はちゃんと聴けていなかった。こんなに素敵だとわかっていなかった・・・。
今まで使っていたプレーヤーは、安さだけが取り柄のオモチャだったのだ。
だってね、普段はさほど音楽に興味を示さない息子が、スピーカーの正面に座って、ただ「聴く」をしていたんだよ。
これが技術の力なんだと思い知るじゃない・・・。
私が浅薄だったために、林さんにも息子にも惨いことをしてしまったと思う。
Vol.2の発売前に気付けてよかった。

なお、当然ながら、SACDの音も素晴らしい
ただ、私が買ったSACDプレーヤーは2chなので臨場感は普通のCDと大差ない。けどそれは、逆に言えば普通のCDの音もSACDに負けないくらい素晴らしく聴けているということだ。なんだかんだ、よく聴くのは普通のCDのほうだろうと思うので、あの横文字のシステム様様である。ナイスチョイス私。
ちなみに、これの上位の機種には、さらに優れた“Advanced AL32 Processor Plus”ってのが搭載されているらしい。次はそれにするかな。当分はこれで楽しむけど。

今後、生活のメインが音楽鑑賞になっていくのは必至
サブとして、パズルとか沼るものを据えないように気を付けたい。

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