『聖剣伝説LOM』ムービー

近付いて参りましたよ、リマスター版の発売日、6月24日が!!
オープニングムービーが公開されたんで早速見ましたが、なんだこれ、なんだよこの音楽は! 知ってたけど! 知ってたけどすんげえいい曲だな!!
もう、曲でやられた。絵が目に入ってこないくらい曲でやられた。
なのでもう一回見たよ。
どっちも同じだけど、一応両方貼っとく。

HDリマスター版『聖剣伝説 Legend of Mana』のオープニングムービー公開! 豪華賞品が当たるキャンペーンも開催! – PlayStation.Blog

HDリマスター版『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』オープニングムービー – YouTube

アニメーション、なんか新鮮っすね。
真珠姫と瑠璃のとこ、よくない? よくない?? 瑠璃の表情、よくない???
ちなみに、私の推しはサボテン君だ。
走ってるじゃんね・・・何この可愛さ・・・何この可愛さ。
あと9日・・・雑事はそれまでに全部片付けねば。

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「神対応」という言葉がある。
なんとなく理解はしているが、実際どんなもんなのかと一応調べたら、「神様のような対応」というまんますぎる説明が出てきて笑った。
要は、この上ない対応、最高の対応ってことなんだろうな。
私のような捻くれた人間はすぐにアラを探してしまうから、そういう感想はまず抱かない。
にもかかわらず、私にそれを抱かせた人がいる。
常日頃、誰よりもアラばかり見えてしまう、私の夫だ。

ガラケー時代。
とりわけ強い興味があったわけでも必要性があったわけでもないのだが、私はそこに何かゲームを入れたくて、自宅でひとりアプリを漁っていた。
ネットワーク環境は整っていたが、そこはガラケー、何をしようにも時間が掛かる。
ちょっとの情報を見るのにも十数秒は待たされて、こういうんじゃないんだよなぁ、と前の画面に戻るのに数秒、探すのに十数秒、詳細を表示させるのに十数秒、これも違うなぁ、という繰り返しで、時間は際限なく流れていった。
当時の私がどういう立場だったのかは覚えていない。
ベッドに寝転んでそんな作業に時間をつぎ込むくらいだから、乳飲み子がいたとは思えない。うつ伏せになっていたから妊娠中でもない。日中だったので週5でアルバイトをしていた頃でもない。となると、ほぼ時期は絞られてくるが。
当時のうちの経済状況は決して芳しいものではなかった。むしろギリギリだったと言っていい。
ゆえに、生活はこれ以上節約しようもないほど質素。
でもそれを苦と思ったことはなく、なんとかなってるんだからまあいっか、くらいの楽観的な人生観だった。
だからその日もベッドなんぞでゴロゴロしておったわけだ。
途中、寝たりなんかしてね。
まあ、世間知らずだったんだよ。言い訳だけどさ。

届いた請求書を開けたのは、私だったか夫だったか・・・。
当時の契約は、使っただけ支払う上限無しのプラン。
私はそれをよく理解していなかった。
それゆえ文字通り絶句。
夫からは当然のことを訊かれる。
「何をしたの?」
私は思い当たることを告白した。
すると、返されたのはたった一言だった。

「勉強代だね」

本当に、それだけ。
この件に関して、これ以外のアクションは何一つなされなかった。
それ以上は訊きもしないし、意見も言わない。
責めない。怒らない。諭さない。
態度や目線で何かしらを表すようなこともしない。
今に至るまで掘り返したこともない。
本当にその一言だけで、完全に終わりにされてしまったのだ。

そんなはずはない、と私は思う。
こんな額だよ、そんなはずはない。
なんでそんな対応ができるんだ? なぜ私は責められない?
どうしてそんなに私を信用できるんだ?

そうだ。私は、怖いほどの信用を感じたのだ。
責めずとも反省している、繰り返すほどバカじゃない、そう思われている。
何を言われるより、どれだけ罵倒されるより、はるかに効果的だった。
それは、何事にも反論してしまう私の性格を考慮しての判断だったのかもしれない。
けど、それにしたって根っこにあるのは信用だ。
あえて何も言わずに自分で考えさせるのがいい、こいつならできると。
私はこの人に知り尽くされており、その上で信用されている・・・。
私にとってはこの上ない、まさに「神対応」だったと思う。

旦那は仕事こそ真面目にこなすが、家ではダラダラしていて自室もぐちゃぐちゃ、体重は増える一方だし、息子にはガミガミとうるさい。
ダメなところや嫌なところばかり目についてうざったく思うのが常だ。
けど、私は信用されている。
私はこの人に信用されている
それだけで私は頑張れる。頑張ろうと思える。
たとえ袖がくりくりになったままのシャツが洗濯かごに入れられていたとしても。
推しのシーンで話しかけられてマジギレしたとしても。
丸一日会話がなかったとしても。
私は当時に立ち戻る。
そこが支えになる。

番うってすごい!
結婚願望などなかった私にそう思わせた夫もすごい!

それでも、来世は独身でいたいけどな。

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尾見先生【毒】

尾見さん、怒ってるよね? 怒ってるよね?
先日のりんたろー。との対談が影響しているのかどうかはわからないけど、先生、明らかに方針を変えたよね?

すげえイイと思う。

もう、「政府の方針を支えるための専門家」にはうんざりなんだろ。
いい加減看過できないんだよ。そういう状態ってことなんだよ。この国は今それだけのことになってるってことなんだよ。
それを、優先事項がとち狂ってる自民党員とか、自分を脅かしかねない「越権行為」に過剰反応する低レベルなトップは、尾見さんが言わんとしていることじゃなくて、水を差しただとか発言が過ぎるだとか、クソちっさいどーでもいいことばかりグダグダグダグダと・・・。論点がずれてるんだよ!

私は尾見さんがどういう人かは知らなかったんだけど、聞くところによると、権力争いとか割と経験してきた人なんだってね。
でも、自分が主導権握ってやろうなんて雰囲気、これまで全っ然なかったじゃん。
だからこれはさ、「もう見てられない」「こいつらじゃだめだ」って思われたってことなんだろ。

イイわー。

りんたろー。との対談をべた褒めした私としては、「あの対談が尾見さんの行動を後押ししたんじゃなかろうか!?」と思わずにはいられなくて、テンション爆上がりですよ。
でも実際、影響はあったと思うのだ。
どれだけ注意喚起したって若者には届かない。若者はそもそもテレビなんか見ない。情報はいつも勝手に入ってきて飽和しているのに、わざわざ自分から情報を取りにいったりなんかしない。必要だろうと重要だろうと平気で知らないでいる
尾見さんは、そういう現実に愕然としてたんだから。
うちでは、「尾見さんがアイドル化するとかして話題の人にでもなったら、若者にも尾見さんの言ってることが届くんじゃね?」などと言ってたんだよ。

なってるし!!!

尾見さんカッコよすぎる・・・。
そんなわけで、我が家は今、尾見フィーバーです。
頑張って尾見さん!! 政治家なんかに負けないで!!

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尾見先生×りんたろー。【毒】

ほぼNHKしか見ないので実際世間がどう捉えているかはわからないのだが・・・。
尾見先生とりんたろー。の1時間半にわたるコロナ対談、もっと大きく取り上げたほうがいいのでは? て内容だったと思うんだけど、テレビではたった1回、ほんの数分触れただけで終わりにされちゃったの、もったいなくない??

“届かない”若者へ 尾身会長×りんたろー。が語る新型コロナ | 新型コロナウイルス | NHKニュース

問題の本質突いてると思うんだよね。
なぜ変わらないのか、なぜ届かないのか。
こんなにも訴えてるのに若者には伝わらない、その原因を探らなければならないのではないか・・・そんなところまで背負おうとしている尾見さん・・・尾見さん・・・(涙)

つか、お偉方こそ動けよ!?
報道で伝えてる、呼びかけてる、促してる・・・たぶんそれで「十分やってる」と思ってんだ。
子どもに言うことだけどさ、「やった」かどうかじゃないんだよね、「できた」かどうかなんだよね。
政府は「やった」を強調して、結果がついて来ないことの責任を放棄していると思う。
ところが、結果がついて来ない原因は、やっぱり政治にあったわけじゃん?
りんたろー。が若者代表であることの賛否は知らんが、この企画は「なぜ」にひとつの答えを出した良い対談だったと思うんだけど・・・全然宣伝してないのは何故なんだ!?
尾見さんが今時の若者の現状を知ったときに見せた絶望の表情ったらもう・・・。

どうするつもりなんだろうなぁ政治家は。
いつだって選挙で投票してくれる年寄りのほうばっかり見てるの、若者わかってるよ。
だけど、こういう事態になって、大事にしてこなかった彼らの協力がどうしても必要じゃんね?
だけど信用されてないもん、無理でしょ。
ほんとバカだよなぁ。

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かかとケア

かつての私のかかとは、そりゃあもうひどい荒れっぷりだった。
ガビガビにヒビ割れてトゲトゲしていたから、繊維がひっかかるのは当たり前。
また、その荒れが凶器のように別の肌を擦ってしまうこともあったため、靴下は必需品だった。
とはいえ、それがデフォルト状態だったので、特に気にすることもなく放置していたんだけど・・・。
あるとき、布団の繊維にかかとの皮膚がひっかかってね。すんげえ痛くて目が覚めたんだわ。
安心して寝ていられないとなったら話は別よ。
「なんとかせねば」と思い立って、行動を起こすに至った。

とはいえ、どうすりゃいいか調べたわけじゃない。
そのためのグッズを買い揃えるなんてこともする気はゼロ。
とりあえずできることからやってみようじゃないかと。
じゃ、何ができるのか。

保湿

逆に言えば、これしかやれることはなかった。
でも、カサカサの度が過ぎてこうなっているわけだから、間違いではないはずだ。
そんじゃ、どのようにやるのか。

風呂上がり

かかとがこれでもかというほど潤ったタイミングを生かすに越したことはない。
ということで、私は風呂上がりに、かかとにもクリームを塗ることにした。
使ったのは、たまたま家にあった、500円もしない市販の馬油クリームだ。
それをかかとにしっかり塗り込んで、即、靴下(もしくはかかとカバー的なもの)を履く。
それだけ。
ただし、毎日やった
で、どうなったか。

すべすべ

脱ガサガサかかと。
今も同じケアを続けているけど、一年中かかとは平和。
実に簡単なことだったので拍子抜けしているくらいだ。
巷でよく見かける、「かかとケア」とは一体・・・。
あ、ひょっとして、それらを使うともっと良くなるのか?
でも、全然やってみようと思わないな。
だって、今のかかとに不満などない。
てか、「削る」とか・・・思うに、不自然な行為だよね。
「そんなことしなけりゃ解決できないなんてことがあってたまるか」と思ってしまうな。

というわけで、私のおすすめかかとケアは、「風呂上がりのかかとに保湿クリームを塗って靴下を履く」だ。
金も手間もかからんのが一番のポイント。
ただし、即効性はない
「気付いたらすげーよくなってた」を目標に、「まあそのうち良くなるでしょ」くらいのんびり構えてコツコツやるのが吉

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秘密

若いも若い、中学生時代のことだが。
連載中の少年漫画に、ものすごく好きなキャラがいた。
主役じゃなかったし早々に死んでしまったので、たまに回想シーンなんかで登場するとそりゃあ嬉しくて、そのほんの数コマのためにコミックスを買うなどしていたんだが、あるとき、そのキャラのスピンオフ漫画が読み切りで掲載されることになったのだ。
その時の私の歓喜!
小遣いに余裕があったなら保管のために数冊は買っただろうけどそれは叶わず、それでも1冊は手に入れられたから、毎日眺めては大事にしまい眺めては大事にしまい、それはそれは大切にしていたのよ。
そのキャラが死んでしまってから結構な時間が経ち、本編での登場頻度も激減していただけに、「主役」として描かれた影響はかなりでかくて、当時の私はその読み切りに病的に嵌ってしまっていたように思う。
グッズが豊富な現代と違って、いわゆる「推し」を感じられるものなんて、紙媒体くらいしかない時代だ。
雑誌は誌面も大きいし、この読み切りは表紙絵がカラーの見開きでもあった。
学校から帰ったら真っ先に取り出して愛でるというルーチンは、異常ではあったが害はなく、むしろ私の活力になっていたし、それに浸っている時間はすごく幸せだったので、当時の私にとっては何にも代えがたい宝であったと言える。
無論、そんな姿は誰にも見せていない。

ところがよ。
「お姉ちゃんが漫画を見せてくれない」
ときたもんだ。
バカヤロウ!! これは私の○○(キャラ名)だ!! 漫画が読みたきゃ自分で買え!!
心でそう叫びはするものの当時の私は口には出せず、「嫌だ」「見せたくない」を押し通す作戦で乗り切ろうとしたんだが、この甘タレ妹が面倒なことに父親にチクってくれやがりましてな。
父親も放っときゃいいのに割り込んで来て、ありきたりなことを吐くんだわ。
「漫画くらい見せてやれ」
漫画じゃねえ!! 私の○○(キャラ名)だ!!
とはやはり言えない私は、だんまりを決め込むしかない。
父親は、普段ケチもズルもしない長女が、漫画1冊見せるのを頑なに拒むことが理解できない。まあそりゃそうだろう。
それで、頭ごなしではなかったものの、どうにか「わかった」と言わせようと私を説得し始めた。
正論が並べられていく。
道徳が押しつけられていく。
私はそれを、煮えくり返るような思いで聞いていたことを覚えている。

普段そういう態度をとらない人間がいつもと違う拘りを見せているときに、ど正論をぶつけて何になる。
そんなことは言われなくてもわかっている。
わかっていてもそうはできない何かがあるから、そういう態度をとっているのだ。
私の父親は、どうしてそうは思わなかったのだろう。
私が理由を言わなかったから?
言わなかったのは、言いたくなかったからだ。
言いたくない理由があるのだと、どうしてわかってくれなかったのだろう。
何故、考慮してくれなかったのだろう。
言えない理由に価値はないの?
人に言いたくないことや、こっそり大事にしているもの、自分だけの楽しみは、尊重してもらえないの?
道徳を貫くためなら、秘密は暴かれ、踏み荒らされても仕方がないの?
心を壊しても?

この事件の結末は、実は覚えていない。
あまりに腹が立ち、あまりに辛く、あまりに悲しく、段々と頭の中が真っ白になっていったことは覚えているが、その先の記憶がないのだ。
私の性格上、嫌だと思ったことを曲げることはまずないのでおそらく死守したんだと思うが、今となってはそれを死守できたかどうかはさほど問題ではなく、このような目に遭ったということのほうがはるかに重大だ。

お陰で私は、「誰にだって守りたいことくらいあるよな」と思うようになった。
それが素晴らしいかくだらないかの判断は、周りがすることじゃない。
もちろん、全ての秘密が守られるべきとは思っていない。
犯罪や非人道的な行為など、極端に悪質なものは、どんな理由であれ正当化などできない。
だけど、そうでないなら、考慮くらいしてやってもいいのではないか。
正論や道徳は「絶対」なのかね?
水戸黄門の紋所よろしく、翳されて「ははーっ」とひれ伏すべきものなの?
それを押し通すこととその人が傷付いてしまうことを、天秤にかけてやることもできないヤツに説かれる道徳って、なんだろうな?

先日、朝のんびり起きてきた息子の布団を整えようと部屋に入ったとき、退室していた息子がすっ飛んできて、「ちょっと出て。ちょっと出てて」と言った。
「なんで」
「いいから。すぐ済むから」
「だから、なんで」
「いいから出てて」
「何を隠しているんだ」
息子は答えない。
いいとも。何を隠しているかなんて、答えなくてもいい。
私は天秤にかける。
「それはいけないことか? それとも秘密か?」
息子は意外そうな顔をして、少し考えてから答えた。
「・・・いけないこと。秘密ではない」
「そうか。なら反省しろ」
「うん」
息子は枕ごと何かをひっつかんで部屋を出て行った。
反省したかどうかはわからない。
けど、いけないことだと認識したのだから、それでよしとする。
シーツを整えながら、もし息子が「秘密」と答えていたらなんと言ったかなと考える。
「だったらバレないようにやれ」かなぁ。
工夫くらいはしてもらいたいので。

何だって生かすぞ。
本意ではないが、経験したのだしな。

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アルバイトをしていた頃、たまたまペットの話題になったことがある。
「何が好き?」「犬が好き」なんて皆さん盛り上がっていたんだが、話を振られたので「私はあんまり・・・」と正直に答え、「むかし犬飼ってたんだけどね」と付け加えたら、ものすごく驚かれた。
たまたま通りかかった人にまで「え!?」と振り向かれて、私こそ驚いた。
えーと・・・私は何か変なことを言いましたかね?

似たようなことは旦那の実家でもあった。
私が実家で犬と暮らしていたことを知ったあちらのご両親が、「犬がお好きみたいだから」「会いに来てね」と犬を飼い始めたのだ。
無論そんな理由だけで飼うはずはないが、そういうプラスがあると見込んでいたことは間違いない。
えーと・・・私は犬が好きだと言った覚えはありませんよ?

たしかに、かつて私の実家には犬がいた。
私が小学2年生のときにやって来た雑種の大型犬だ。
彼は生まれて1ヶ月も経たないうちに母親から引き離された。
暗くて狭いバスケットに入れられて運ばれる間、どれだけ怖かっただろう。どれだけ悲しかっただろう。
見知らぬ地で明るい場所に出されたとき、彼は震えていて、ピアノの後ろへ逃げ入ったきり出てこなくなった。
その小さくて丸っこくて弱々しくて愛らしい生き物を、私は可愛いと思った。
飼うかと問われ、飼いたいと答えた。
それで、実は伯母が自分で飼うためにもらってきた子だったのだが、急遽うちが飼うことになった。
それがうちの「犬」だ。
かけがえのない、唯一無二の、私の「弟」だ。

彼のことを語り始めたらキリがないので割愛するが、つまり、私にとって彼は「ペット」ではなく「家族」だったのである。

「犬を飼っていたけど、犬はあんまり好きじゃない」は、そんなにおかしなセリフだろうか。
「弟と一緒に暮らしていたけど、男の子はあんまり好きじゃない」
変か? 変じゃないだろ。
「弟が好き=男の子好き」とはならない。
それと同じことだ。
好きだったのはその子であって、その子が属するカテゴリーじゃない。
私は、うちにいたあの子が好きなのであって、犬が好きなんじゃない。
あの子を好きになったからといって、犬を好きになったりもしない。
あの子が好き、ただそれだけなのだ。

「好きだろうから」と飼われてもね。
「会いに来て」と言われてもね。
それはあの子じゃないんでね。

ペットが死ぬと、すぐ新しいペットを飼う人がいるけど、私には理解できない。
どういう位置づけだったのだろう、少なくとも家族ではなかったんだな、と思ってしまう。
「弟が死んだので、代わりの弟が欲しい」
どうかしている。
いないとさみしい? だから必要?
つまり、愛玩なんだね?
犬は、家族の一員になりたくてなりたくてなりたくてなりたくてなりたくてなりたくてたまらない生き物なのに。

長々書いたが、「あの子が好きなんであって、犬が好きなんじゃない」って主張は、「カレ・ド・ショコラの88%が好きなんであって、チョコレートが好きなんじゃない」ってのに似てるな。
そう考えると、アホらしいっちゃアホらしい。

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Steamデビュー

サガフロンティアのリマスター版が出ていた。
ものすごく懐かしい。
特にアセルス
アセルス大好きだったんだよ・・・。
例えばサガフロで4回遊ぶとして、選べるキャラは7人(リマスター版は8人)いるけど、3回はアセルスを選ぶくらいアセルスが好き。
半妖半人という設定、ビジュアル、色、言葉遣い、強さ、名前の響き、さらにはその周りの人たち、世界観・・・全部イイ!
まさかリマスター版が出ていたとはなぁ。
本当にすごいな、最近の昔モノ復活ラッシュは。

サガフロリマスター版を遊ぶにあたり、媒体は PS4、Switch、Steam、iPhone、Android、から選べた。
だが、私に選択肢はない。
前の2つは持っていないし、後ろの2つはスマホなので。
やはり、ゲームは据え置き型に限る(持論)
エンドレスにならずに済むし、なんだかんだ一番負担にもならないと思うんだよね・・・目とか姿勢とかに。
スマホに入れてるゲームもあるっちゃあるけど、ナンクロやソリティアなんで、どっちかというと息抜き用。
遊ぶ気満々で買うゲームは、おうちで気合い入れて楽しみたい派だ。

というわけで、Steam版を買った。
てか、Steamって何・・・。
6月に発売される聖剣伝説レジェンドオブマナのリマスター版もSteam版を買うことになるんだけど、実はよく知らなんだ。
基本的に、新しいものは敬遠する古いタイプの人間なので、調べるのもおっくい。
しかし、何であるか知らずして遊ぶことはできない。
もうちょっと頑張らねば・・・これを乗り越えねばサガフロも聖剣伝説も夢に終わる。
・・・うーん?
ログインして遊ぶんだ?
オンラインゲームみたいだな・・・て、オンラインなの?
一人でコソコソ遊びたいんだけど、大丈夫かな・・・。ああ、大丈夫そう。
操作は?
へー、コントローラー繋げられるんだ?
PCにコントローラー繋ぐなんて考えたこともなかったな。
それがあれば快適に遊べそう。
試しにAmazonでコントローラーを検索してみたが、ゲーム専用なのかPCでも使えるのか表記がないので判断できなかった。
その上、値段がピンキリ・・・。
こりゃいかん。
自分で1個ずつ調べていたら日が暮れて朝が来て日が暮れる。
潔くググると、欲しい情報がわんさか出てきた。
さすがに「コントローラーはこれ」と断定しているページはなかったが、選択肢は格段に減った
使い勝手などは実際に使ってみなければわからないので、まずは安い物でいいだろう。

ECHTPOWERの無線コントローラー

↑ ECHTPOWER のゲームパッド

有線でも無線でもOK。Switchでも使える。軽い。安い(2,899円)。
繋いで数日経つが、今のところ不具合はない。
とはいえ、設定は私にはちょっとややこしかったし、ボタンの割り振りがAとB逆になっちゃうとか意味不明な部分もあったけど、そういうのもちょっと検索すると順を追って説明してくれているページがあったりするから助かった。
なんとか使えるように設定はしたものの、私は機械音痴なので何をどうやったのかは説明できないし、もう一回やれと言われても覚えていないので、その情報をここでお伝えできないことは残念に思う・・・折角体験したのにね・・・。
でも、人には得手不得手というものがあるんだよ・・・あるんだけど、好きのために努力したんだ。
まともに動いただけで、百点満点なんだよ・・・。

さあ、サガフロリマスター版を起動だ!
さっそくアセルスを・・・!
ああ! ファシナトゥール!!
美しい!! 美しい!! ずっとここにいたい!!

ファシナトゥール城門

↑ ファシナトゥール城門

20数年ぶりにやったもんで、すっかり忘れてるわ見とれてるわで脱出するのに半日かかったけど、構うものか。
目に映るものすべてが美しい。まさに至福。
その上、アセルス編には未実装要素が追加されているらしい。
贅沢・・・贅沢だよ・・・!!
じっくり楽しみます!

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Twitter

今朝、Twitterをチェックしていたら、気になる呟きがリツイートされていた。
引用するのもアレなんで要約すると、
「流行り物には手を出すな。君子危うきに近寄らず。隣人を愛せ。それがTwitterを長く楽しむコツである」
といったところか。
1.4万「いいね」されていたので、多くの人が同じように感じているのだろう。
でも、私はそうは思わなかった。
そして今更ながら気付いてしまったのだ。
私はTwitterを長く楽しみたいと思っているわけではないということに。

そもそも、なんでTwitterを始めたかというと、たまたまである。
好きな漫画がアニメ化されることになり、その情報を得たくて検索していたら、引っかかってくるのがツイートばっかりだったのだ。
昔よく見た、熱意あるどなたかが個人で作り上げたファンサイトっぽいものを探していた私には、情報の断片があるかどうかもわからない個人の呟きは邪魔でしかなかったんだが、今はそういう時代なんだよね。
情報はTwitterに公開され、Twitterで広がっていく。
最新情報を得るには、公式アカウントをフォローしなければならない。
それはつまり、Twitterを始めにゃならんってことだ。
かくして私は、やむを得ずデビューした。
アニメの情報を収集する中で、二次創作などを頑張っておられる方々もフォローするなどしてきたが・・・正直、アニメと関係ない呟きや、お互いを持ち上げて褒めちぎるママ友みたいなやり取りに辟易としてきた今日この頃・・・。
そんな中での、冒頭のリツイートである。

私にとってTwitterは情報源だ。
言わば、流行り物に手を出すためにやっている。
従って「流行り物には手を出すな」は、私にとっては根本否定に等しい。
また、素敵なイラストや考察に感心して「いいね」をしたり、「これは!!」と思ったものをリツイートすることはあっても、発言はほとんどしない。
たまに「発言したろか」と思うのは、持論などを述べている人に対する反論だったりするので、「君子危うきに近寄らず」は、実に私らしくない。
それから、私はママ友のような関係性には興味がないので、思ってもいないその場しのぎの慰めや応援などしようとも思わない。
従って「隣人を愛せ」は、不可能。
なるほど、私はTwitterを長く楽しむことはできないようだ。
というか、できなくていいや。
むしろ、できないほうがいいような気もする。

そう思い至った今日は、奇遇にも11日で。
うちにあるスティーブ・ジョブズの日めくりカレンダーも、当然だが11枚目だった。

スティーブ・ジョブズ日めくりカレンダー

 Do you want to really accomplish it ?
「やりたいことは、本当にこんなことか?」

正直、ギクッとした。
Twitterを始めてからというもの、私は目の前のものに流されるだけの日々を送ってきたように思う。
先を見据えもせず、ただなんとなく生きている、そういう時間を積み重ねてきてしまった。
ぐうの音も出ない。
ついでなので、ジョブズの名言をもう一つ。

Everyone here has the sense that right now is one of those moments when we are influencing the future.
「誰もが、今この瞬間が未来に影響を及ぼす一瞬であることを知っている」

今一度考えねば。
私が欲している情報は、本当に私に必要なものなのか。
Twitterに時間を奪われてでも手に入れる価値のあるものなのか。
Twitterを長く楽しみたいと思っているわけではないということに気付けた今がチャンスだ。考えろ。

以前、フォローしていた字書き様が突然アカウントを消したことがある。
愚かな私はそれを受け入れられずに嘆いたが、今思えば、彼女が正しい。
文才だけではなかったんだな。
感服。

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歯列矯正 -07 マウスピース編(12/52個目)

あっという間に2ヶ月が過ぎた。
前回の記事をざっと読んだが、「緊急事態宣言が解除されてもこの噛み合わせじゃ外食できそうにない」などと言っている。
なんの寝言か。
新しく宣言されて、しかも絶賛延長中だぞ。
すげえな日本人。
感染は、神風が吹くと思っている人から順にお願いします。

さて、2回目の定期検診
マウスピースは、12枚目の最終日だ。
今回も、歯科衛生士さんが歯のクリーニングをし、着色汚れを落とし、小さな歯石まで取り除いてくれた。
ありがたいなぁ・・・金(定額5000円+税)は払っているけれども。

特に、着色に関しては今回その有り難みが身に染みた。
というのも、目視できるレベルで汚れがひどかったのだ。
最初に言われた注意事項をクソ真面目に守リ続けてきた私の、どこに落ち度があったというのか!?
3食以外での飲食は、水だけ。
3食後は、これでもかというほど丹念に歯磨きをしている。
当然、マウスピースも毎回キレイに洗っている。
にもかかわらず、歯が汚れた。
アタッチメントと呼ばれる歯に取り付けられた白い突起の周りに至っては、縁取ったかのようだ。
マウスピースを装着し続けているがゆえに、唾液による洗浄効果が低下しているのか?
前回の検診から2ヶ月という時間が経ったわけだが、個人的にはこれが限度だと思った。
汚いなぁと思う時間が長く続くのは苦痛である。
それに、それだけ着色したってことは、他の何らかの害となるものだって同じだけ存在していると考えられるわけで・・・ぶるぶる。
定期検診、大事だわー。

ちなみに、歯並びは相変わらず最悪で米粒もまともに噛むことができない。ので、ほぼ飲んでいる。
そして、その僅かな咀嚼の間に盛大に挟まる。
医者がいつも通りシミュレーション画像を見せてくれたが、米粒がトンネル遊びできるくらいの隙間が2つも3つもあった。
うーん・・・まあ、4本抜歯してるしね・・・。
そして今回も言われる。
「ここの抜歯は、本当に申し訳なかった」
4本目すね。ええ、大変でしたね。てかまだ言うんですか。
「昨年、一番時間がかかったんで、覚えているんです」
ああ、こちらこそ申し訳ない負の歴史・・・その記録が更新されないことを祈るが、更新されないとずっと言われ続けることになるのか・・・?
まあいいんだけど。デメリットはないし。わからんけど。

肝心の矯正の進み具合については、順調とのこと。
一般的に動きにくいという奥歯も、ちゃんと動いているらしい。
前回、効率よく進めるためにもう一度歯形を取り直してマウスピースを作り直すという話をされたが、そのことについて今回は「様子を見て必要ならやる」という言い方をされたので、なるほど、「順調」なのだろう。

さて、次回は7月。
オリンピックなんてやってる場合じゃねえだろ、と今の私は思うが、はて、どうなっていることやら。

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