HIFU(ハイフ)-03 2回目【毒】

あまりにも効果を実感できなかった前回から、およそ10ヶ月が経った。
前回の施術後、そのことをカウンセラーに訴えたら、「パワーが弱かったのかもしれないから、次は出力を上げてもらうといい」と言われたんだが、そういう仕組みなら前もって説明するべきだし、施術中に担当者が「強さはどうですか」とかなんとか声をかけるべきだろ。
「次は」じゃないのよね。その1回にいくらかかってると思ってんだよって話で。
こういう対応されると、すげえ嫌だなって思う。
小規模だった頃のT医院は、カウンセラーも先生も友達みたいなノリで、他にはない良いところがたくさんあったのに、会社が大きくなってそういうところが失われてしまったのは、とても残念だ。

といったところで、さて。
ハイフの残り3回のうちの1回を受けに行って参りました。
折角行くんで、前回そうすると決めていた通り、ボトックス注射も同時希望で予約を入れましたよ。
ところがねえ・・・。
こちとら家事を短縮バージョンで済ませ、猛ダッシュで駅まで行ってなんとか予約時間に間に合わせたっていうのに、行ってみたら「今日は混雑していて、お待ちいだだいております」ときたもんだ。
「何時までに出なければならないといった御予定はおありですか」なんて訊いてくる。
いやそれ、「ないです」って答えたら後回しにされるってこと?
誰の後回しにされんの? 予約してんのよ? 優先順位どうなってんの??
でも、やりたいことはあったけど「予定」はなかったんで、「予定はないんで何時までにってことではないけど、早いに越したことはない」と正直に答えたら、部屋に通されるまでに50分待たされた挙げ句、カウンセラーが来るまでにさらに10分、計1時間待たされましたよ。
バカにしてんのか。

そんで、そっから先は駆け足だ。
初対面の若いカウンセラーは、ハイフと同時にボトックス注射(額、眉間2倍、目尻)をやるということを確認するとすぐさま出て行った。
しばらくして、これまた初対面の若いドクターが現われた。
ドクターは、今さっきカウンセラーと交わした会話をまんま繰り返すだけで退室。
儀式か。
いつもならこのまま会計になるんだが、今日は混雑しているからか、いつになく急かされて別の個室に連れて行かれた。カウンセリングルームを空けたかったんだろうな。
そうしてまたしても待たされる
忘れた頃に顔見知りのおねえさんが会計のために現われた。
「お待たせしちゃって本当にすみません、本当にすみません、もう感謝しかありません」などとペコペコ頭を下げられる。
いやいやあなたは何も悪くないでしょう。
でも、あなたはきっと感じているんだろうね。この医院は変わってしまったって。
もう長い付き合いなので、そういう含みでもって謝っているんだろうなぁという気がしたよ。あなたもある意味、被害者だよね・・・。

さて、ようやく施術室へ移動。
まずはハイフ。それからボトックス注射。
ボトックスは熱に弱いので、熱を加える処理であるハイフが先なんだそうだ。

それはさておき、私はここで施術担当の人に言わなければならない。
「前回、全然実感できなかったので、出力を上げほしい」と。
その通りちゃんと伝えて、「これで今度こそ」と思う間もなく、驚くべき回答が返ってきた。
「出力は最大です」
・・・は??
「お痛みがある場合は弱めますが、これ以上強くすることはできません」
ちょっと待って。話が違うんだけど!?
そんなことがあってたまるかと、前回からの経緯を説明すると、担当者は首を傾げて、そんな話は初めて聞くという顔をした。
も・・・どうなってんのよ、ここ・・・。
私も担当者も、わけがわからない。
埒があかないので、お互い「当時(去年の7月)は弱い出力から始めるやり方だったのではないか」と思うことにして、「とりあえずやってみましょうか」ということになった。
担当者が機械を当てる。
ピピピピピピと音がして、皮膚内にパチパチとした刺激を感じた。
明らかに前回とは違う。前回は本当になんにも感じなかったから。
担当者の話だと、この刺激を「痛い」と訴えて、出力を下げてもらう人が結構いるらしい。ありえん・・・。現代っ子ひ弱すぎる。
てことはあれか、ひょっとしたら、前回はそう訴えた人の後で出力が弱いままになっていたって可能性もあるな?
てか、それもひどいっちゃひどい。ずさんすぎる。
仕事舐めてんのか。
設定にしろ方針にしろ、変えたのなら、確認や説明を省いたらいけないだろ。

今のT医院は、「その人」や「その一回」を、多くの中の一つとしてしか見なくなってしまっていないか。一人一人に寄り添う、担当カウンセラー方式はどこへ行っちゃったの?
私はまるでベルトコンベアーに乗せられている、どれと見分けもつかない一粒の金平糖のようだ。だからきっと、私が消えたとしても、痛くも痒くも、気付きもしないんだろう。
毎回違う人に相談し、違う医者に施術を受けるんでは、信頼もクソも無い
本当に残念だ。

なお、ハイフのあとにやったボトックス注射では、目尻に結構な内出血が起こった。
青黒く腫れ上がって、プチお岩さん状態。
しかも痛ぇ。
日常のストレスを減らしたくてやっているのに、これじゃ本末転倒だ。
「内出血が起こる可能性はありますが、コンシーラーで隠せる程度です。1週間くらいで治まります」とか毎回言われるけど、そんなんで隠せるわけないし、そんな少しの日数じゃ絶対治んないよこれは。
ご丁寧に注射でまでダメ押しされては、笑うしかない。
もう十分だよ。十分ガッカリしてる・・・。

結局、ボトックス注射と契約済みのハイフ1回に、2時間半を要した。
溜息と共に帰りのエレベーターに乗り込んで振り返ったとき、カウンター内にいた女性が立ち上がって叫んだ。
「お気を付けて!」
会計のおねえさんだった。
ああ・・・。
あなたがいてくれてよかったよ。もはやここではあなただけが救いだ。
あと2回ハイフをやったら、私はきっと、もうここへは来ないと思う。
最後の日が、お休みと被らなければいいな。
このおねえさんにだけは、ご挨拶して去りたいので。

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歯科矯正 -15 またまたマウスピース作り直し

通算500日を過ぎたところでの定期検診。 今日は歯の隙間に食べ物が挟まりまくることを解決すべく水洗浄歯ブラシの導入を検討していることに対する医師の見解を聞こうと意気込んで行ったのだが・・・。

まさかの再びマウスピース作り直し!!

いや、でもね、上の前歯がマウスピースとピッタリ合っていないことは認識していたんだよ。
それで前回、「ここが気になってて」と歯科衛生士っぽいおねえさんに訴えたら、「少しくらいなら問題ありません」って言われちゃってな。私は細かいことを気にしすぎるところがあるから、「あ、そうなんだ」と思っておとなしく引き下がったんだけど・・・。
問題あったじゃんね・・・。
その人もさあ、一蹴しないで先生に報告してくれたらよかったのに、なんで決めつけちゃったんだろうな。
あとで怒られただろうか。てか、怒られていてほしい。
違和感を拾ってもらえなかったことで、私は2ヶ月という時間を無駄にさせられたわけで・・・。
怒られてほしいわ。

改めて歯型をとるため、4日後に再受診。前回の作り直しのときもそうだったけど、今回も追加のお金はかからない。ありがたや。

歯型は、初回こそアナログにとったが、それ以降は、口の中にカメラだかなんだかの機械を突っ込んで撮影した3D画像だけで作成しているようだ。その撮影作業中、口を開いたり閉じたり、歯を噛み合わせたり緩めたりを何十回も繰り返すことになるんだが・・・実はこの日、私は眠くてたまらなかった
というのも、前日の睡眠時間が2時間だったのだ。
いや、これはもう、言い訳のしようもなく100%私が悪い。だがしかし、いくら反省したところで眠気には勝てない。そのうえ、状況が眠りに適しすぎている。目にはタオルが乗せられているし、体勢は仰向けだ。室内は暑くもなく寒くもなく、静かで空気も清浄。たとえ睡眠不足でなくとも、これは寝てしまうだろ・・・。
おねえさんが言う。
「開けてください」
私は口を開ける。
「噛んでください」
噛む・・・
「噛んでいてください」
んあ!?
ほんの数秒のうちに意識は遠のく。いや無理。これ無理。
私のせいで作業が一向に進まず、おねえさんの声がどんどんでかくなる
「開けていてください」
「開けていてくださいね」
「開けていてくださーい」
おねえさんは苛立ちが頂点に達したのか、とうとう口を開けたときの顎を押さえにかかった。閉じられてなるものかという気迫すら感じる。
うわあああすっげえごめんなさいいい。
開いておきますっ、もう寝ないっ、やれるっ、などと思うそばから
「開けていてくださーーい!」
うを・・・。
今度こそちゃんとこの口を開けたままにしてみせ・・・
「開けていてくださいねーー!」
はうあ・・・。
どうにもならなかった

奇跡的に作業が終わり、おねえさんが話し掛けてきた。
「すみませんでした。時間がかかってしまって」
「えっ!? いえ!? こちらこそすみません、睡魔が・・・」
「あ、そうだんたんですね。よかった~」
「は? え・・・は??」
「口を開けたままで顎がお辛いのかと思っていました。そういうことならよかったです」
うあ・・・お、おねえさん・・・!!
いるんだな。世の中にはいるんだな。白い心の人が!
私なんぞにゃ思いも寄らない善人ってのがさ・・・。
顎押さえられて「めっちゃ怒ってるーー」とか思ってた私黒すぎる。
補助しようとしてくれてたんじゃん。
でかくなる声も、ひょっとしたら励ましてくれていたのかもしれない。
ほんと申し訳なかった
今さらだけど目が覚めたよ。色んな意味で。

なお、訊こう訊こうと思っていた水洗浄歯ブラシについては、ごく短い回答を得て終わった。
「いいと思いますよ」
ほうほう。いいですか。なら検討の価値はあるか。
しかし、「お勧め」という感じでもなさそうだ。
この医者は、「歯磨きは優しく」ということを毎回言ってくるが、道具への拘りは見せたことがない。歯科衛生士などはフロスを勧めてくるけど、それもしない。
だから多分、水洗浄歯ブラシも「優しい」から「いい」のであって、その方法を格別すばらしいと思っているわけではないんだろうな、と解釈した。
その証拠に、他の手段として試しに挙げてみた歯間ブラシについても、「いいと思います」と答えた。
水洗浄歯ブラシも歯間ブラシも「いい」の度合いが変わらないのなら、先に検討すべきは歯間ブラシだろう。
なんせデメリットが格段に少ない。
水洗浄歯ブラシは、なんだかんだ高いし面倒だし場所をとる。個体差はあるだろうけど、歯間ブラシのそれとは比べものにならない。

次回の検診は、今のところ未定だ。
新しいマウスピースができたら連絡くれるらしいので、それを待つことになっている。
とりあえず、それまでの間に優しい歯間ブラシでも探してみようかな。

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脱毛 -13 男子高校生編(3回目)

息子の脱毛(両脚・ワキ)3回目が終わった。
帰宅した息子に「どうだった?」と訊くと、「痛え」と即答された。
なので、「効いてそうじゃん」と適当なことを言ってみたら、「わかんね」と返された。
そりゃそうだろうなぁ。うん。正直でよろしい。
実際、3回目ではまだ効果を実感するには至っていないはずだ。
「やっている感」や、誘導に惑わされることなく冷静に現状を評価できるのはいいことだぞ。
単に返事をするのが面倒だっただけかもしれんが。

ところで、息子が脱毛を始めた影響は家事にも及んでいる
何かというと、掃除だ。
ワキと両脚ってのはさ、剛毛が生える箇所でしょ。
つまり、あの存在感のある毛を掃除中に見かけることが激減したわけだ。
気にしていたからだと思うが、彼にはそういう毛を引っ張る癖があって、抜けた毛はその場でポイッとしてくれちゃうもんだから、洗面所だとかトイレだとか寝室だとかに散っているそれらを見つけるたびに私は不快な思いをしていたのよ。
あの独特の毛を拾うのは、それが自分の息子のものであろうと、恋するお方のものであろうと、なんなら自分のでも、正直気持ち悪い。
それが、脱毛を始めてから一転したのだ。全然落ちてない! これは嬉しい!
その分、たまに見つけたときのショックも大きくなったわけだが・・・。いや、だってそれ、確実に下の毛だし・・・。それはそれで、ねえ?

下の毛といえば、最近は「介護脱毛」ってのが流行っているらしいな。
自分が介護される側になったとき、下の世話で迷惑をかけないように、嫌だと思われないように、ある程度脱毛しておきましょうってことらしい。
でもこれ、介護のプロに言わせると、あんまり意味ないらしいね。
そこはほら、プロだから、道具も技術もあるから毛なんて大した問題じゃないと。そんなことより、下痢しないように気をつけてもらうことのほうがずっとありがたいってさ。そりゃそうだろうなぁ。
でも、介護してくれる人は、プロではなく、身内かもしれないのだ。
道具が揃っているわけでも技術があるわけでもない。その上、お互いに精神的なダメージが凄まじいはずだ。そんな中で、せめてそこがすっきり綺麗であってくれたなら、それは心理的にいくらか救われるのではなかろうか。床に落ちている縮れ毛一本にさえ眉をひそめる家族が、少なくともここに一人はいるわけだし。
「介護脱毛ってどうなの?」って話題に対して「毛なんて大した問題じゃない」と言い切っちゃうのは、ちょっと無責任なんじゃないかという気がしてならないんだが、私の心が狭いだけなんですかね?

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『聖剣伝説 Legend of Mana』アニメ化!

2021年6月24日にリマスター版が発売された『聖剣伝説 Legend of Mana』が、2022年にアニメ化されることになった。

アニメ『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』公式サイト (mana-lom-tc.com)

も、なんなの・・・!?
なんなの、ここ最近の一昔前のもの復活ラッシュは??
リマスター版が出たときのムービーが意外にもアニメだったのは、アニメ化の予定があったからだったのか・・・?
ちなみに、サブタイトルは「The Teardrop Crystal」。つまり「珠魅」たちの話。いわゆる「宝石泥棒編」だ。
前述のムービーにおける真珠姫と瑠璃のシーンでクラクラしていた私にはたまらない。たまらないよっ!
サボテン君もきっと出るよね? 出て動くよね?? はああああ!!
この歳になって、ゲームだアニメだと騒ぐことになるとは思わなんだ・・・すごいな令和。

なお、いつから放送なのかはまだわからない。
わかったら、また書く。

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『ムーミン』のお部屋ライト

最近心がざわざわと落ち着かないので、癒やしになりそうなものを買ってみた。
優しいフォルムと灯りが、寝室によさそうだったし。

ムーミンお部屋ライト

ムーミンお部屋ライト(点灯)

↑ MOOMIN お部屋ライト(上:無点灯、下:点灯)

いいでしょう?
しかもこれ、ぷにぷにしてんのよ。ふふふ。

トーベ・ヤンソンの『ムーミン』シリーズは全部読んでいて、私は断然スナフキンおよびヨクサル派なんだけど、でもそれは彼らの自由な生き方に対するリスペクトなんだよね。すなわち、私が彼らから得ているのは癒やしではなく、どちらかといえば興奮なわけだ。したがって、彼らは寝室のインテリアには向いていない。寝られなくなってしまうからな。
そこいくと、ムーミンやニョロニョロの存在は癒やしそのものと言える。あくまで私個人の感想だが。
大昔に、ニョロニョロのソーラー式お庭ライトを買ったときもモーレツに癒やされたしな。まあ、庭はないんだが。

ところで、買ってから知ったんだけど、このムーミンライトには、1時間で自動消灯する機能がついている。実に気が利く。そういう大事なことは、もっとちゃんと主張しておくべきだと思うぞ宝島。
なお、このほわんとしているように見える灯りも、寝室で試したら結構明るくて驚いた。
とはいえ、寝られないほどではないし、とりあえずかわいいのでそんな小さなことはぶっちゃけどうでもいい。なんならライトである必要もない。キミはそこにいてくれるだけよい。その存在自体が癒やし。この安らぎは、本気で好きなキャラからは得られない。

ジュディ・オングの『魅せられて』の歌詞に「好きな男の腕の中でも違う男の夢を見る」ってのがあるけど、こういうことか~、と思った。
たぶん違う。

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戦争中の国に千羽鶴を送る【毒】

この報道を見たときは、本気で「冗談でしょ?」と思った。戦地に千羽鶴を送るなんて、どうかしている。何を勘違いしているんだ。頼むからやめてくれ。

平和な国の平和ボケした人たちが自己満足で送りつける善意が、今まさに命が脅かされている人たちの何の役に立つっていうんだよ?
「あなたたちを想っています」と伝えたいの?「私たちこんなに祈りました」って見てもらいたいの? なんで? 感謝されたいの?
祈るのはいい。折るのもいい。だけどなんで送るんだよ?
「折角折ったし」と思うなら(そう思うことがそもそも間違っているわけだが)、募金箱の横にでも飾らせてもらえばいいじゃないか。なのに、どうしてわざわざ送るの? 支援物資だと思って開けた箱に千羽鶴が入っていたときの相手の気持ち考えてみた? 今そんなもんを喜べる状況? 明らかに違うだろ。
彼らが求めているのは、明確な支援だ。なんでそれがわからないんだよ? その手間と金があればもっと有益な支援ができるのに、どうしてあえて千羽鶴を送ることを選ぶのか。それは本当に相手を想っていると言えるのか。

祈りを込めて鶴を折ることは、無論、悪いことではない。好きなだけやったらいいと思う。だけど、それを一方的に送りつけるのは間違っている。絶対に間違っている。
支援で大事なのは、何をしてあげたいかではなく、何が求められているかだ。そんなこともわからんのなら、何もしないほうがまだマシだ。国内でさえ、被災地が最も「いらない」と感じたものは千羽鶴だったってことを、今こそ知るべきだ。誰がどんな崇高な祈りを込めようと、それが現実だ。

この千羽鶴騒動を受けたツイートで、素敵なものがあったので載せておく。

「もう「千羽鶴プロジェクト」ってサイトかアプリでも作りゃいいんちゃうか。 ワンクリックで折り紙1セット分(約100円)の募金ができんの。 募金するたびに折り鶴がピューンってアニメーションがあってクッキークリッカーみてぇに「只今の募金額折り鶴5億羽分です」とか表示したらええやん。←」 / Twitter

なお、ご本人が補足もしていらしたので、ついでにそちらも。

「バズってるからリプ下げしたくないけど、これ何がいいってシステム化したら「何羽分募金しました」ってSNSでシェアできるから承認欲求満たされそうでいいよなって思うのよな。」 / Twitter

この件に関しては、私の好きな作家さんも呟いていたのでそれも紹介しておきたい。
勝手に要約すると、「千羽鶴を折って送るという行為は、相手が知人で、かつ、金や物ではどうにもならない祈るしかないような状況ならば、有りかも」という内容だった。なるほどと思った。

「送るな」と声を上げた人たちも、千羽鶴そのものを否定しているわけではないのよ。ただ、この局面で戦地にそれを送るという行為が常軌を逸しているということに気づかないばかりか、指摘をされても理解できない(しようとしない)人がいるということに心底驚いているだけで。
だから、そんな人たちの自己満も刺激しつつ、迷惑を減らして支援を増やせるこういう案は、本当にいいよなって思う。
誰か作らんかな・・・。

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今日もウクライナのことを想っている【毒】

ウクライナがあまりにも酷いことになっていて、ここ最近娯楽を楽しめない。
私が塞ぎ込もうが、何にはっちゃけようが、世界情勢には露ほども影響を及ぼさないことは十二分にわかっている。それでも、そんな気にはなれない。
例えば、見ていたニュースが終わって呑気な番組なんぞ始まろうものなら、私は即テレビの電源を切る。不快にさえ感じてしまうから。

世界の大半はウクライナの味方で、今回のことを戦争犯罪だと思っているはずなのに、どうしてウクライナはちっとも救われないのだろう。
手を出したら第三次世界大戦になってしまうと言うけれど、そうならないためにはウクライナには犠牲は仕方がないということなんだろうか。ウクライナの人たちが無残に、残酷に、非人道的に殺され、この先も殺されていく、それを助けられないのはやむを得ないということなんだろうか。
世界は、協力して大きな方針を立て、それを実行していく組織をいくつも作っておきながら、こんなにもあからさまな犯罪を、たった一人の暴走を、とめることができない
だとしたら何の為にあるんだ。そんな組織は何の為にあるんだよ。何の役に立っているんだよ。あれやこれやの決議で誰を救えたんだよ。どうしてそんなに非力なんだよ。
国が集まってそれでは、一個人ではなお役に立たない。ほとんどの個人は自分たちの生活で手一杯な「普通の人」で、最高の技術と莫大な資金でもって絶大な支援をしてみせた大富豪とは違う。
私は、その「普通の人」の中でも、とりわけ役に立たないただの主婦だ。なんにも、なんっにもできない。そうしてただ、悪夢より酷い情報を受け取っては苦しんでいる。だがそれが何になる。私が心を痛めたからといって、それが何になる。心労で寿命が縮んだとして、それが何になると言うんだよ。私は何も成せていない。この状況を改善に向かわせるために、私は何もできていない

ロシアに対する経済制裁の影響で物価が上昇して生活がままならなくなっている人もいるだろうけど、あえて書く。私は、ロシアへの制裁は全然足りていないと思っている。制裁を増やせばこちらの苦しみも当然増えるが、それでもだ。だって、私たちにできる戦いなんて、それに耐えることくらいしかないじゃないか。
なのに、なんだ。こんなちっぽけなのか。こんなもんなのか。ウクライナの人たちの絶望を知りながら、これっぽっちの苦労しか負えないのか。この国はもっとできるんじゃないのか。もっと頑張れるんじゃないのか。「支えたいんだ。苦労を強いることになるけど耐えてくれ。この状況を変えたいんだ。救いたいんだ」そう言ってくれよ。やってくれよ。やってくれよ。

私は大学時代、第二外国語としてロシア語を選択していた縁もあって、ロシアはちょっと好きだったんだ。だから、今回の侵攻はプーチンが暴走しただけでロシアも被害者なんだと思っていたかったんだけど・・・残念ながら現実は違う。
プーチンの「支持率83%」は、ガチだ。あれだけ叩かれたプルシェンコでさえ、直近のアイスショーで「Z」を掲げてしまった。無論、プーチンを恐れて本音を言えない人はいっぱいいるだろう。けど、根っから洗脳されている人たちが山ほどいることは、もう疑いようがない。私が長年抱いてきたロシアへの淡い思いは消えてしまった。ロシアの中からロシアを変えることは、きっとできない。

なぜ信じてしまうのだろう。
正当な侵攻など存在しないのに。

しかし、重複するが、私がこうして苦悩していても世界は何も変わらない。私が無駄に憔悴していくだけだ。
とはいえ前向きにはなれないので、せめて少しでも気持ちが上向くことはないかと、家の中をウロウロしてみた。何もできなくても時間だけはあるのよ。引きこもりなんで。
で、これを見つけた。

ウクライナカラーのぬいぐるみ(スライム&ゴメちゃん、てのひらモッチ)

↑ スライム&ゴメちゃん(左)、手のひらモッチ(右)

ウクライナカラー!
どうよ?
ああ、なんかちょっと元気出た。気がする。

ウクライナカラーの雑貨(CDケース、制汗デオドラント)

↑ CDケース(左)、ギャッツビーの制汗デオドラント(右)

もう一丁!
意外とあるんだな、この配色・・・。
あ、いまちょっと面白いと思ったぞ。いい感じ。

先日、ロンドンのギャラリーが、エドガー・ドガの絵画『ロシアの踊り子たち』を、『ウクライナの踊り子たち』に改名したという記事を読んだ。絵の中の人が身につけている飾りがウクライナカラーだったので、この機に変えたらしい。まあ、変えたからどうなるってわけでもない。でも、いい戦い方だと思った。武力行使の代わりにできることは経済制裁だけじゃないんだぞと。スポーツ界も、芸術界も、精一杯戦っているのだ。

そんな中、この無能な引きこもり主婦は、こうしてウクライナの色を集めて気力を奮いながら、僅かばかりの不自由に耐えるという戦いをしていくほかない。
だから、頑張ってくれ日本。もっと頑張れるよ。そうして一刻も早く状況を改善させて、一人でも多く救ってほしい。
私もそのために頑張りたい。

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将棋の羽生さんがTwitter始めた

私は将棋は全然わからんのだが、羽生善治という人のすごさはある程度わかっているつもりだ。
そして、なんとなく応援してきたという自覚がある。心の中でだが。
そんな対象であった人が、Twitterを始めた(羽生善治 @yoshiharuhabu)と知って驚いた。というか、今までやっていなかったということに驚いた。そんで、どれどれと思ってちょっと見てみて驚いた。
なんと、開設当日にフォロワー数17万超え
やはり、すごい人であったようだ。

私は今のところフォローはしていないが、チェックはしていこうと思っている。
で、早速、紹介されていた「新・将棋会館建設プロジェクト【第二期】」なるクラウドファンディングを覗きにいって、支援をしてきた。
やだあー。羽生さんのアクリルスタンド届いちゃうー。
てか、グッズはさておき、将棋会館見学ツアーとか、棋士とお茶会とか、羽生さんと対局とか、ファンがぐはっとしそうなネタが色々用意されていて、うまいなぁと思った。クソ高いけど。

羽生さんは、A級とかいう最高ランクからは陥落しちゃったみたいだけど、それを機に(というわけではないかもしれんが)、こうやって新しいことに挑戦する前向きさは、すばらしいよね。
私は金と銀の違いもわからんほど将棋には疎いけど、それでも羽生さんのことは応援していたいなぁと思っている。
というのも、書店という書店が、所狭しと羽生七冠の本を並べていた頃のことをよく覚えているんだ。
単純に衝撃を受けたのね。将棋という枠を跳び越えちゃったこの人は、ただ者じゃねえと。
そうして実際、長きにわたりただ者じゃないっぷりを見せつけてくれたわけだよ。それが私は嬉しかった。
すげえ人が、期待通りすげえ人で居続けてくれた。
そのことが、近い世代として、同じ日本人として、ずっと誇らしかった
だから、感謝している。
クラウドファンディングを紹介してもらえたのは、大変よかった。
だって、こんなことくらいでしか恩返しできないもんな。
まあ、アクリルスタンドはもらうけれども。

なお、旦那にこの情報を伝えたら、すぐさま興味を示した。
ああ、銘板? って、それ50万円・・・え、100万円? は? 300万円のもある? いや、さすがにそれはどうなのよ?? 毎週NHKの将棋番組を欠かさず視聴しているクラスタは桁が違・・・いやいやいやいや。
まあ、返したい恩でいったら、あなたは私の50倍くらいは余裕であるのかもしれないけどさ。

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歯科矯正 -14 Newマウスピース(12/33個目)

定期検診に行って参りました。
経過としては何も問題なし。いつも通り歯の掃除などやっていただき、5,500円支払って終わった。滞在時間は30分くらいだったと思う。

さて。
旧マウスピースから数えると45個目。すなわち、矯正を始めてから約450日が経過したことになる。
実感としてどうかというと、歯並びとしては綺麗な状態だ。マウスピースの形も全然いびつじゃない。
ただ、歯と歯の間の下部、歯茎との三角形の隙間があちこちすごくて、何食べても詰まってしまって困ってる。歯ブラシじゃうまく磨けないし、フロスでも取り切れないって感じで。
このすごい隙間が、果たして残り21個で埋まるのか、正直不安だ。
水流方式の口腔洗浄器なんぞを物色してしまう・・・。
というのも、定期検診でやってくれる歯のお掃除が、まさにそれなんだ。
当然ながら、水圧だとか細かい部分はプロ仕様なんだろうけど、いつもそれで歯と歯茎の隙間なんかを重点的に掃除されているから、たぶん効率がいいんだろうなって。
歯ブラシの圧で歯茎を下げちゃった私としては、汚れが取れないからと長々磨き続けることに毎回ビクビクしているわけで、だったら、しっかり取れるし歯茎にも優しいであろう文明の利器を導入するのはありかなって。
この隙間と歯磨きの悩みについては、次回の検診で先生に相談してみようと思う。
って、あと2ヶ月先か。
それまでこのまま・・・?
うーん・・・。

なお、マウスピースは相変わらず10日ごとに交換しているんだけど、最近は新しいものを付けても、あまり違いを感じない。
矯正も終盤で、以前に比べて移動が少ないからなんだろうけど、でも隙間があるからさ・・・。逆に心配だ。

ま、とりあえず、もう2ヶ月。

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結晶の変化を楽しむオブジェ

癒やしになりそうなオブジェを見つけたので、即買いしてみた。
日々の結晶の変化を楽しむものらしい。

Tempo Drop mini テンポドロップ ミニ

↑ Tempo Drop mini(テンポドロップ ミニ):楽しいインテリア北欧雑貨店 kakko (rakuten.co.jp)

店の説明はこうだ。

「19世紀ヨーロッパで主に航海時の天候予測器として使われいた 『ストームグラス』 をモチーフにしています」
「季節によって景色が変わるように、日々変化する結晶の様子をお楽しみください」

届いた直後の状態は、運搬時に相当シェイクされたのか結晶が粉砕されているような状態で、単に白く濁ったものが沈殿しているようにしか見えなかったんだが・・・ちゃんと変わっていくのかな?
と思ったら、説明があった。

「お手元に届いてから、室内環境になじんで結晶が安定するまでに約1~2週間程かかると言われています」

うへえ。そんなにかかるのかー。
定位置作って定点観察するかなぁ。どこがいいだろう。やっぱ窓辺かな。
と思ったら、それも説明があった。

「直射日光が当たる場所には、危険ですので飾らないでください」

あぶねえ・・・。
そんじゃどうするか。結晶が育ちやすい場所とかあるならそこに置くけど・・・。
と思ったら(略)

「ストームグラスは特に気温の変化に反応します」
「設置する際は空調機が直接当たらない、気温の変化が起こりやすい玄関などの場所がおすすめです」

それはつまり、玄関一択じゃねんですかい?
というわけで玄関に設置。
・・・この、玄関で何かを観察する体勢、既視感あるな・・・。
ああ、椎茸栽培セットか。
そういや、結晶栽培キットってのもあったな。
イイ結晶なんかできちゃったら、テンション上がるんだろうなぁ。

って、趣味が渋いな。
最近はゲームもやらんし、なんか急激に落ち着いてしまった気がする。
今からこんなじゃ、この先一体どうなってしまうのだろう。
私が観察すべきは、自分の変化なのかもしれん・・・。

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